7月30日(火)放送のNHK「クローズアップ現代+」
”顔見知り”からの性暴力~被害者の苦しみ知ってますか?~
録画していたのを観ました。
ひと言でいえば、男性にこそ、これを観てほしい!!!
ちょっとした出来心とか、衝動的な性欲の発散が
どれほど相手の女性を傷つけるか。
男性上司と出張に行って、宿泊先のビジネスホテルで
その上司が部屋に来て襲い掛かってきた、なんて最悪だ。
対等ではない、NOと言いづらい関係性を利用して、
自分の意のままにしようとする。
女からすれば、その恐怖とショックは並大抵ではない。
信頼していた上司なら、なおさらだ。
この女性はワンストップ支援センターに行き、
さらに産婦人科で精液を採取したという。
婦人科系の受診をした人ならわかると思うけど、
あの恰好で採取されるのは恥辱でしかない。
それに堪えたのだ。
その証拠によって、上司の家庭と仕事人生が
どうかめちゃくちゃになりますように、と
願わずにいられない。
(それとて心の傷を癒せるわけではないのだけど)
なんか、どのケースも、やっぱり女を軽んじている。
本人にそのつもりはなくても、
関係性やそのときの状況を利用して、性的な欲求を
強要すること自体が相手を尊重していない証だ。
まして若い女性は、恐怖心のほうが先に立ってしまうだろう。
勉強になったのは、性暴力の被害者に対して、
「なんで、そんなことしたの」
「なんで二人っきりになったの」
「なんでそんなところ行ったの」などと
言わない、ということ。
被害者にとっては責められているように感じる。
多分、私は、大事に思う人こそ、悔しくて
ついこう口走ってしまいそうな気がする。
だけどさんざん自分を責めている被害者に、
さらに追い打ちをかける必要はないよなあ。
ちゃんと心に留めておこう。
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